escape sequences
テストの実行中に、文字列処理中にエスケープシーケンスをサポートするかどうかを決定します。
yes/true
エスケープシーケンスをサポートして自動テストを実行します。
no/false
レガシーモードで実行されます。つまり、通常エスケープシーケンスとして扱われる文字列には、特別な処理が行われません。
次のテスト手順は、所望の文字を生成するためにいくつかのエスケープシーケンスの使用を示しています。
setting value
setting escape sequences yes
 
text
report #"Newline character:\n ending"
 
text
report #"Tab character:\t ending"
 
text
report #"Backslash character:\\ ending"
TestArchitect バージョン 8.2 より前の従来のテスト手順(過去のもの)の後方互換性を維持するために、エスケープシーケンス設定のデフォルト値は No/False です。ただし、新しいテストについては、追加の機能を許可するためにエスケープシーケンスを Yes/True に設定することを強くお勧めします。
TestArchitect のエスケープシーケンスは、バックスラッシュ(\)の後に文字または数字のシーケンスが続く文字の組み合わせです。サポートされるエスケープシーケンスの完全なセットは、Microsoft Visual Studio で使用されているものの一部です。以下の表は、現在のTestArchitect のバージョンでサポートされているエスケープシーケンスを一覧表示しています。
エスケープシーケンス 表現 \b バックスペース \f フォームフィード \n 改行 \r キャリッジリターン \t 水平タブ \v 垂直タブ \\ バックスラッシュ \' シングルクォート (シングル引用符) \" ダブルクォート (ダブル引用符) \? クエスチョンマーク (疑問符) \nnn ASCII 値がnnnである文字、nnnが8進数である文字を表します。例えば、\042は二重引用符を表します。ただし、サポートされるのは\0から\377(10進数で0から255)までのコードだけです。 \xhh ASCII 値がhhhである文字、hhhが16進数である文字を表します。例えば、\x22は二重引用符を表します。ただし、サポートされるのは\x0から\xFF(10進数で0から255)までのコードだけです。 TestArchitectでのエスケープシーケンスは、式の中で使用しなければなりません。つまり、シンボル (#) で始まる文字列の中で使用されます。