authenticate
ウェブ・サービスを使用する前に、HTTP認証スキームとその情報を指定します。
名前 | 説明 | タイプ | 修飾子 |
---|---|---|---|
schema | HTTP認証スキームです。 使用可能な値:
| Value Set | Basic, OAuth 2, Digest |
value | HTTP認証情報です。( を参照してください) | String | なし |
なし
このアクションは、次のプロジェクト項目で使用できます: テストモジュールおよびユーザー定義アクションです。
例1・ベーシック認証スキーム
以下の情報に基づいて特定のAPIをテストを行いたいと仮定します:
- 認証スキーム: ベーシック認証スキーム
- テスト対象のWebサービス: http://192.168.190.212:8091/api/authenticate
- ユーザー名: john.doe
- パスワード: R6z,nUjeH];3L4r:
name value
local variable username john.doe
local variable password R6z,nUjeH];3L4r:
local variable uri http://192.168.190.212:8091/api/authenticate
 
schema value
authenticate basic # username& ":" & password
 
create http request
 
uri method timeout variable expected code
send http request # uri GET 200 >>response 200
 
response status header body
parse http response # response >>status >>header >>body
例2・OAuth 2.0認証スキーム
以下の情報に基づいて、特定のGmail APIを使用して全てのメッセージを取得するテストを行いたいと仮定します:
- 認証スキーム: OAuth 2.0
- テスト対象のウェブサービス: Users.messages: get
- アクセストークン:
ya29.Ci-fA76X0cjJXa2Lx0RM-fRyAQ6-6pboEX-iuT7PR-yYV6D-Rfbos7bs151wiL-O7w
ヒント:Google APIのOAuth 2.0のアクセストークンを取得するために、 こちらを参照してください。
name value
local variable uri https://www.googleapis.com/gmail/v1/users/me/messages
local variable access token ya29.Ci-fA76X0cjJXa2Lx0RM-fRyAQ6-6pboEX-iuT7PR-yYV6D-Rfbos7bs151wiL-O7w
 
schema value
authenticate oauth 2 # access token
 
create http request
 
key value
add http header Content-Type application/json
 
uri method timeout variable expected code
send http request # uri GET 200 >>response 200
 
response status header body
parse http response # response >>status >>header >>body
例3・ダイジェスト認証スキーム
以下の情報に基づいて特定のAPIをテストしたいと仮定します:
- 認証スキーム: ダイジェスト認証スキーム
- テスト対象のウェブサービス: http://192.168.167.29:8081/api/authenticate
- ユーザー名: john.doe
- パスワード: 123
name value
local variable username john.doe
local variable password 123
local variable uri http://192.168.167.29:8081/api/authenticate
 
schema value
authenticate digest # username& ":" & password
 
uri method variable timeout expected code
send http request # uri GET >>response 100 200
 
response status header body
parse http response # response >>status >>header >>body
- 認証を開始する前に、このビルトインアクションを宣言する必要があります。さらに、このビルトインアクションは、create http request を宣言する前または後にも宣言できます。
- 引数 value: 選択された認証スキームに依存します。HTTP認証情報を提供するための異なる方法があります。
- 基本的なHTTP認証スキームの場合: サービスに認証するためにユーザー名とパスワードを指定します。次のフォーマットに従ってください:
userid:password
.ヒント:プレーンテキスト文字列またはBase64URLエンコードされた文字列を入力できます。テキスト文字列をBase64URLエンコードされた文字列にエンコードするには、Online Base64URL encoder を使用できます。
例えば、ユーザー名がJohnでパスワードがDoeの場合、以下のようになります。- プレーンテキスト文字列:
John:Doe
- Base64URLエンコードされた文字列:
Sm9objpEb2U
- プレーンテキスト文字列:
- OAuth 2.0スキームの場合: OAuthで保護されたリソースにアクセスするために必要なアクセストークンを指定します。例えば:
ya29.Ci-fA76X0cjJXa2Lx0RM-fRyAQ6-6pboEX-iuT7PR-yYV6D-Rfbos7bs151wiL-O7w
- Digest認証スキームの場合: サービスに認証するために、ユーザー名とパスワードを含む2つのフィールドを指定します。次のフォーマットに従ってください: username:password.
- 基本的なHTTP認証スキームの場合: サービスに認証するためにユーザー名とパスワードを指定します。次のフォーマットに従ってください:
- このアクションは <ignore> 修飾子をサポートしています。引数のいずれかの値として文字列
<ignore>
が含まれているか、或いはどの引数かが<ignore>
に評価される式を含んでいる場合、そのアクションは実行中にスキップされます。