filter
インラインまたは専用のデータセットに名前付きフィルターを設定します。
名前 | 説明 | タイプ | 修飾子 |
---|---|---|---|
name | フィルターに割り当てる名前です。 | String | なし |
criterion | フィルター条件を確立するブール式です。 | String | なし |
なし
このアクションは、次のプロジェクト項目で使用できます: テストモジュールおよびユーザー定義アクションです。
name
create data set Car Rental1
 
  duration country pickup state pickup city pickup
row 3 Canada British Columbia Kamloops
row 1 United States Texas Houston
row 2 United States Florida Brossard
row 5 United States California San Diego
row 4 Canada Manitoba Dauphin
 
name criterion
filter canada_country country pickup="Canada"
 
end create data set
data set path comments
check in data set Car Rental1
 
name filter
use data set /Car Rental1 canada_country
 
text
report #state pickup
report #city pickup
 
repeat for data set
- このアクションは、専用データセット または インラインデータセット のいずれかで使用できます。(create data set/end create data setの構造の中で、テストモジュールまたはユーザー定義アクション内です)
- アクション filter は、フィルター条件のセットを名前に関連付けます。それ自体ではデータのフィルタリング効果はありません。データの実際のフィルタリングは、確立されたフィルターがアクション use data set、use filter、またはset data set value によって呼び出されたときに発生します。
- フィルターが適用されると、データセット内の行のうち、条件式に適用した際に True を生成しない値を持つ行はフィルタリングされます。例えば、条件が
region = 2 and period >= 2002
に設定されている場合、フィルターはregionが2でない行と、periodが2002よりも前の行を除外します。 次の演算子は、引数 criteria の内式で使用できます:
表1. 比較演算子優先 比較演算子 意味 4 = 等しい 4 <> 等しくない 4 > より大きい 4 >= 以上 4 < より小さい 4 <= 以下
表2. 論理演算子優先 論理演算子 意味 5 not オペランドが FALSE の場合、値は TRUE です。 6 and and 演算子の両側が TRUE の場合にのみ、値は TRUE です。 7 or or 演算子のどちらか一方の側が TRUE の場合、値は TRUE です。 注意:演算子の優先順位の完全なリストについては、 こちらを参照してください。- このアクションは <ignore> 修飾子をサポートしています。引数のいずれかの値として文字列
<ignore>
が含まれているか、或いはどの引数かが<ignore>
に評価される式を含んでいる場合、そのアクションは実行中にスキップされます。