exit test case
現在のテストケースを終了(現在のテストケース内の残りのアクションラインをスキップ)、次のテストケースに進行します。
名前 | 説明 | タイプ | 修飾子 |
---|---|---|---|
exit status | (任意)全体の最終的な結果のステータスが「Not Finished」である必要があるかどうかを判定します。(以下の 事項を参照してください) 可能な値:
| Value Set | incomplete, complete |
なし
このアクションは、次のプロジェクト項目で使用できます: テストモジュールおよびユーザー定義アクションです。
例・ケース1: 終了ステータスは「Incomplete」
アクションライン
Test case: TC 01, ログイン
window
if window exists ログイン
 
exit status
exit test case incomplete
 
else
 
start application
 
end if
Test case: TC 02, 注文を見る
window control value
enter ログイン ユーザー名 alex
enter ログイン パスワード ta
 
window control
click ログイン ログイン
 
window
check window exists ようこそ
 
window control
click ようこそ 注文を見る
結果
「Incomplete」の値で exit test case を実行すると、このテスト結果の全体的なステータスは「Not Finished」になります。
例・ケース2: 失敗ハンドラーは引数を伴います
アクションライン
Test case: TC 01, ログイン
window
if window exists ログイン
 
exit status
exit test case complete
 
else
 
start application
 
end if
Test case: TC 02, 注文を見る
window control value
enter ログイン ユーザー名 alex
enter ログイン パスワード ta
 
window control
click ログイン ログイン
 
window
check window exists ようこそ
 
window control
click ようこそ 注文を見る
結果
「Complete」の値でexit test caseを実行すると、定義によりこの結果の全体的なステータスは「Not Finished」です。実際には、この例ではチェックポイントが成功しているため、ステータスは「Passed」です。
このアクションはエラー状況を処理するために使用できます。
このアクションは、テストモジュールの
INITIAL
およびFINAL
セクション、およびテストケースからも終了します。ユーザー定義のアクション内から呼び出された場合、呼び出し元のテストケースも終了します。
引数 exit status:
- この引数は、TestArchitect 8.3 アップデート 5 以降に適用されます。
表1: Exit Statusの参照
ステータス 詳細 Incomplete (デフォルト)テスト結果の全体的なステータスは常にNot Finishedです。 Complete テスト結果の全体的な状況は必ずしもNot Finishedとは限りません。